教え方がよくないのかな?
どんな教え方だと早く一人前になってくれるんだろう?
こんにちは!ひよっこナースです🐤
指導する立場になったとき、プリセプターになったとき、どうやって教えたらいいのか悩みますよね。
基本的には自分が教わってきたように指導する方法が一番よく知っているのでいいと思います。
でも指導される新人さんや部下の方は一人ひとり個性があり、指導方法も合わせて変えないといけないと思うんです。
頑張ってはみるけど、なかなか成長してくれず、同じ失敗を繰り返す…。
責めたくなる気持ちもありつつ、自分の指導が至らないせいだとグッとこらえてまた指導する、またやらかす…の繰り返して、
「どうしたらいいんだー!」
と悩むのは、経験している人、意外と多いのではないかと思います😅
私も色々悩みつつ、本を読んだりしながらやり方を変えて、うまくいったなと思ったことをまとめてみました!
- 初めて部下を抱えた方
- 新人の指導にあたる方
- その職場のリーダー
Contents
看護師を育てるためにやるべきこと

私の経験を以下のようにまとめました🤗
- 看護師の仕事が病院や患者様にどれだけ貢献しているかを伝える
- 看護師の仕事は本人にとってメリットであると気づかせる
- その人が理解できるところまで仕事を細分化する
- 仕事の細分化ができるようにする
- うまくいかないときは振り返りをする
- メモを取り、誉めて、やりがいを感じさせる
看護師の仕事が病院や患者様にどれだけ貢献しているかを伝える
部下や新人が『この仕事はどれだけ重要で価値があることなのか』をしっかり伝えることが大切です。
仕事に対する姿勢が大きく変わってきます。
と思われたら、その人の成長は止まってしまいます😥
やらされ感で仕事をすると成長しません。
たしかに仕事は大変です。
その中でも『仕事の価値・重要性』を見出していると、自ら考え行動できる土壌ができてきます🤗
どんな仕事でも価値がありますよね。
価値がない仕事は、なんとかして辞める必要があります。
看護師も患者も喜ばない悪しき習慣とかありますよね😅
今は別の話題なので置いといて…
例えば『紹介状を封筒に入れる仕事』、文字通りの行動をするだけでは本当の価値が見えません🙄
「なんで看護師の私が…」と考えてモチベーションが上がりません。
そうならないためには、『封筒に入れる仕事』にとらわれず、その先の目的を考える癖をつけるといいです🤗
例えば、紹介状を封筒に入れる仕事を通して、
「今の病院と次の病院の意思疎通を円滑に行い、患者様に最良の最善の治療を提供する」
と考えれば、全く違った仕事に思えてきます😋
また、封筒に入れるだけを考えても、封筒の大きさや紹介状の折り方など、『失くしにくかったり開けやすいための創意工夫するポイント』はいくつもあります。
単に「紹介状を封筒に入れる」と捉えてしまうと、創意工夫はうまれません!
創意工夫が成長のタネです!
部下や新人が、『仕事の価値や重要性』を理解するようになるために、指導する立場になる人は『仕事の価値・重要性』を自分なりにしっかり整理して伝えていく必要があります。
しっかり伝えるために自分なりに整理する行為そのものが、指導する側の成長になります。
看護師の仕事は本人にとってメリットであると気づかせる
仕事の価値や重要性が理解できたら、その仕事を通じて自分にどういうメリットがあるのかを一緒に考えましょう🤗
ところでその人にとってのメリットって何でしょう🙄
お金を多くもらえることなのか、患者様に感謝されることなのか、自分のキャリアのステップアップになることなのか、人によっていろいろですね。
部下や新人にとってのメリットを整理しましょう。
メリットを整理するために、今から教える人はどのような望みがあるのか、どんな夢を持っているのかを教えてもらう必要があります。
教えてもらうには信頼関係の構築が大切です!
それに加えて、自分がどうなりたいか、本人もよくわかっていない場合があります🙄
一緒に話をして引き出してあげましょう🧐
その結果、例え「仕事はお金を稼ぐためだけのもの」や「仕事を早く終わらせて早く帰る」という価値の持ち主でもいいと思うんです。
ではその目的を達成するために今の仕事をどうするのか、を考えることが大切です。
その人が理解できるところまで仕事を細分化する
人に仕事を教えるって結構難しいですよね😅
1を言って10(満点)を知る人もいれば、9を言っても9しかできない人もいます。
人によって仕事の『細分化』の能力が違うからです🙄
言い換えれば要領がいい・悪いの話です。
細分化の能力を見誤るとうまく指示が伝わりません…
指導する側は「言ったのにやってくれない」と思い、指導される側は「指示が細かすぎる」とか「指示が曖昧でわかんない」と考えて、すれ違いが起きることがほとんどです😅
仕事の細分化ができるようにする
細分化が慣れてきたら部下や新人も細分化ができるように指導していきます。
つまり1を教えて10を知る訓練です🤗
始めは「10を教えて10を知る」から「9を教えて10を知る」・・・「1を教えて10を知る」まで経験を積んで指示を抽象化していく。
教える側も教えられる側も成長を実感できるようになります🤗
うまくいかないときは振り返りをする
うまくいかないときは、良いタイミングで良いアドバイスをするといいです🤗
振り返りをする時間を、1~2分でも短くてもいいので、仕事中何回か途中で作るとはかどります!
少々のことなら一度吐き出させて気持ちの切り替えにもなりますし、大き目の仕事なら途中で修正ができる場合もあります🤗
メモを取り、誉めて、やりがいを感じさせる
こっそり指導日誌を書くことをオススメします!
メモ程度で十分です。
そしてメモをたまに流し読みをします。
過去の部下・新人の言ったことなどが思い起こされます。
細かいことを記憶しておいてタイミングをみて評価をし誉めてあげることで、更に成長する土壌ができあがります。
成長を実感できるとやりがいを感じることができます🤗
最後に、自分と合わない人がいることも理解しよう!

たまにどうしても合わない人がいますね😅
たぶん相性が悪いんです。
一定数必ずいます。
誰にも好かれる人なんていませんよね🙄
そこで無理に自分を変えようと思うとストレスが溜まって周りや患者様に悪影響が出てしまいます😥
そういうときは無理に自分を変えずに、「相性が悪いんだ」とあきらめましょう!
まとめ

- 仕事の重要度を理解する
- 仕事を通じて得られるメリットを見つける
- 仕事を細分化して伝える
- 細分化できるように訓練する
- うまくいかないときは振り返りをする
- メモを取る
- 合わないときは合わないので諦める
私がやってよかった指導方法でした!
新人や部下の指導に悩む方の少しでも参考になったらうれしいです🤗