看護師

保健師、助産師どんな仕事?働く場所や仕事内容、看護師との違い

こんにちは!

ひよっこナースです🐤

「看護師になりたい・なろう」と思っている方、「キャリアアップしたい」と思っている方もいると思います。

看護師について調べていくと、保健師や助産師という言葉が出てきます。
看護師に比べて保健師や助産師はあまり馴染みがないかもしれませんね。

保健師・助産師のたまご
保健師・助産師のたまご
看護師って何となく分かるけど保健師、助産師って?
どんな仕事なの?

保健師や助産師のことを知ると、自分の目指したい・進みたい道が広がるかもしれません。

この記事では、保健師や助産師について詳しく解説しています。

この記事はこんな方に向けて書いています
  • これから看護師を目指そうと思っている方
  • 看護師で、キャリアアップを考えている方
  • 保健師や助産師に興味のある方

『保健師』『助産師』は看護師のひとつの形

保健師、助産師という仕事は正看護師の資格を持っている人だけが取得することのできる国家資格です。

正看護師として数年働いて、そのあとに保健師や助産師にステップアップすることもあります。

ひよっこナース
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もちろん保健師や助産師になるためには資格試験があります😋

保健師に関するあれこれ

保健師さんは「保健指導に従事することを業とする者」とされています。

かんたんに言うと、保健師は「たくさんの人の健康をサポートする」職業です!

保健師の仕事内容

地域住民の保健指導や健康管理が保健師のおもな役割です。
乳幼児から高齢者まで、幅広い世代が健康に過ごせるようサポートすることが任務です。

ひよっこナース
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病院とは違って夜勤がないというのが魅力的

もちろん保健師は看護師免許も持っています。
保健師として働くか看護師として働くか決められるので就職口は広がります🤗

私も子育て中に産後の訪問、健診などでお世話になりました。
子育ての悩みや不安などをサポートしてもらい、何かあったら頼っていいんだなぁと心強かったです🤗

ひよっこナース
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これからもたくさんお世話になります

保健師の働く場所

・市町村役場
・地域の保健所、保健センター
・企業看護師
・健診センター
・教育機関
・地域包括センター

などがあります。

保健師の良い点・大変な点(正看護師と比較)

保健師の良い点
  • 夜勤やシフトがないことが多い
  • 休みがカレンダー通りのことが多い
  • 様々な方と関わることができる
  • 健康な方との関わり
  • やりがいがある
  • 様々な働き方があるので自分の思う分野のアプローチができる
  • 看護師としても働ける
保健師の大変な点は
  • 夜勤や休日の仕事があまりないので給料はバリバリ働く看護師より少ない
  • あらゆる年代の方を対象とするのでその時に必要なコミューケーション能力を求められる
  • 患者様だけでなく家族やその背景を考慮して行く必要がある
  • 家庭に訪問することもあるので様々な対応が必要

保健師になるには(資格取得)

保健師になるには看護師免許が必須です。

高校卒業から最短で助産師になる

看護師と保健師の受験資格を4年で取れる大学があります!

4年で2つの試験合格を目指すので、すごくたいへんであることは想像に難くない…

看護師免許を取得してから保健師になる

看護師免許をもっている状態で保健師になるための学校に1~2年通い、卒業すると『保健師の国家試験受験資格』がもらえます。

保健師専門学校、大学や大学院の保健師専攻科などの学校で保健師の受験資格が取れます。

よくある流れ
  1. 看護師免許を取得
  2. 看護師として働く
  3. 休職して、もしくは働きながら、保健師の学校へ通う
  4. 保健師の資格取得!

助産師に関するあれこれ

私自身も妊娠、出産、産後を経験しました。
その時に助産師の方々にすごくお世話になりました。

妊娠中は母親教室があり、お産に向けてイロハを教えてもらえます。
母親教室にいくと『出産の心得』が知れて「頑張ろう!」と思えますよ🤗

出産時には助産師がいなかったら辛くて耐えられなかったと思っています。

ひよっこナース
ひよっこナース
助産師さんって素敵な職業だなぁと思いました🤗

助産師の仕事内容

妊婦、じょく婦(出産を終えたばかりの女性)、新生児の保健指導を行うことが主な役割です。

・妊婦の健康管理(食事や運動の指導、メンタルケア)
・分娩
・じょく婦や乳児の体調管理
・じょく婦への母乳指導、乳児指導

妊娠から出産、育児に至るまで流れを管理、指導していきます。

助産師の働く場所

・産婦人科
・助産所
・保健所

などがあります。

保健所で働く助産師さんは、『母子のこころのケア』『母子手帳の交付』『乳児健診』などの仕事をします。

助産師の良い点・大変な点(正看護師と比較)

助産師の良い点
  • 自分の力を発揮出来る
  • 出産の感動に立ち会える
  • 出産という人生において大切な事の1番最初に関われる
  • やりがいがある
  • 妊娠から出産、産後と妊婦さんとその家族に関わることができる
  • 看護師としても働ける
助産師の大変な点
  • 出産等は24時間いつ起こるかわからないので夜勤、オンコールが当たり前
  • 出産等が重なると予定通りには進まない
  • 死産、中絶などもある
  • 人間、家族の黒い部分を見ることもある
  • 出産は無事に産まれる事だけでは無い
  • 母親やその家族のメンタルケアがセンシティブ

助産師になるには(資格取得)

助産師になるには看護師免許が必須です。

高校卒業から最短で助産師になる

保健師と同じで、看護師と助産師の受験資格を4年で取れる大学があります!

看護師免許を取得してから助産師になる

看護師免許をもっている状態で助産師になるための学校に1~2年通い、卒業すると『助産師の国家試験受験資格』がもらえます。

助産専門学校、大学や大学院の助産学専攻科などの学校で、助産師の受験資格が取れます。

よくある流れ
  1. 看護師免許を取得
  2. 看護師として働く
  3. 休職して、もしくは働きながら、助産師の学校へ通う
  4. 助産師の資格取得!

看護師を目指すなら保健師・助産師の道も開けるよ🤗

これから看護師免許を目指す方、「看護師免許はあるけれど更に目指したい!」と思っている方、保健師・助産師という仕事も知っていると、キャリアアップの道が開けますよ!

少しでも看護師ライフの参考になれば嬉しいです🤗

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